責任割合(過失割合)

責任割合(過失割合)

発生した交通事故に対する責任(不注意、過失)の割合のことです。

交通事故は一方にのみ責任があるとは限りません。道路交通法に定められた優先関係、遵守事項や運転慣行などを考慮のうえ、双方の事故発生原因の割合を認定することになります。この割合を責任割合(または過失割合)といいます。

責任割合は発生した交通事故と類似した過去の裁判例を基準とし、実際の事故状況に応じて当事者それぞれの責任割合に修正を加味しながら決定していきます。これらを基準化したものとして、東京地裁民事交通訴訟研究会による「別冊判例タイムズNo.16『民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準』」が幅広く使われています。
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