お客さまが事故のお相手と直接示談される場合の進め方

当社では、ご契約内容に応じた事故のお相手との示談交渉並びに、解決に向けた援助を行っていますが、直接、お客さまが事故のお相手と示談交渉などを行う場合は以下の点にご留意ください。

1.お相手に誠意をつくしてください。
病院へのお見舞いや、葬儀への参列などを通じて、お相手に十分誠意をつくしてください。この点は、当社が示談交渉を行う場合でも重要です。

2.示談のお相手が正当な権利者か確認してください。
物損事故の場合、示談のお相手は被害物の所有者です。
示談のお相手が正当な権利者かをよく確かめてください。人身事故の場合は、請求権者が複雑になるケースが多いため、必ず当社にご相談ください。

3.お相手からの請求内容の妥当性を確認してください。
物損事故（お車の損害）の場合
お車の修理費のほか、休車補償や代車料を要求されることがあります。示談をする前にお相手の請求内容を当社にご連絡いただき、十分打合せのうえ示談するようにしてください。

人身事故の場合
医師の診断書、診療報酬明細書、休業損害証明書など、被害者の損害を証明する書類を取り寄せていただいたうえ、当社にご相談ください。

4.お相手の過失の有無を確認してください。
自動車事故は加害者に一方的な責任があるとは限りません。むしろ、被害者側にも何らかの過失があることも少なくありません。そのような場合は、被害者側の過失分を差引いた額を賠償すればよいケースがあります。具体的な過失に関しては、当社にご相談いただき、主張すべき点はお相手に主張してください。