4ナンバー車の自動車保険(任意保険)の特徴は?3ナンバー車・5ナンバー車との違いも解説
2026年2月19日
4ナンバー(ナンバープレートの分類番号が「4」で始まるもの)は、小型または軽自動車の貨物自動車につけられるナンバーです。
ここでは、4ナンバー車の特徴や、3ナンバーや5ナンバーの乗用自動車の自動車保険(任意保険)(以下、自動車保険と記載)との違いを紹介します。
4ナンバー車とは?
4ナンバー車は、ナンバープレートの分類番号が「4」で始まる小型貨物自動車や軽貨物自動車の通称です。
「小型貨物自動車」と「軽貨物自動車」の分類番号は「4」や「6」から始まります。
貨物自動車別ナンバープレートに記載される分類番号の参考
| 車種 | 分類番号 |
|---|---|
| 小型貨物自動車※1 | 4、6、40~49、60~69、400~499、600~699、40A~49Z、60A~69Z、4A0~4Z9、6A0~6Z9、4AA~4ZZ、6AA~6ZZ |
| 軽貨物自動車※2 | 40〜49、400〜499、600〜699、40A~49Z、60A~69Z、4A0~4Z9、6A0~6Z9、4AA~4ZZ、6AA~6ZZ |
出典:国土交通省「自動車検査登録 総合ポータルサイト」自動車登録番号標(ナンバープレート)ページ
出典:軽自動車検査協会Webサイト「軽自動車のナンバー」
なお、荷物の運搬に用いられる貨物自動車には、ナンバープレートの色の違いや、車両サイズや排気量、荷物の積載スペースなどの条件があります。以下でそれぞれ解説します。
ナンバープレートの色の違い
小型貨物自動車と軽貨物自動車の区分や、自家用と事業用の用途によってナンバープレートの色は異なります。違いは以下の通りです。
ナンバープレートの色
| 小型貨物自動車 | 軽貨物自動車 | |
|---|---|---|
| 自家用 | 白地に緑文字 | 黄色地に黒文字 |
| 事業用 | 緑地に白文字 | 黒地に黄色文字 |
図柄入りナンバープレートの場合は上記と異なる場合があります。
車両サイズ・排気量の条件
車両サイズと排気量は、以下の通りです。
車両サイズ・排気量
| 小型貨物自動車 | 軽貨物自動車 | |
|---|---|---|
| 長さ | 4.7m以下 | 3.4m以下 |
| 幅 | 1.7m以下 | 1.48m以下 |
| 高さ | 2.0m以下 | 2.0m以下 |
| 総排気量 | 660cc超2,000cc以下(ジーゼル機関を用いるものについては総排気量の適用はない) | 660cc以下 |
出典:国土交通省「自動車の種類」
荷物の積載スペースの条件
荷物の積載スペースは、小型貨物自動車の場合は1㎡以上、軽貨物自動車の場合は0.6㎡以上あることが条件です。
また、荷物の積載スペースの広さに加え、積載貨物と人員の重量、積卸口、乗員室と貨物室の保護仕切等にも条件があります。
出典:国土交通省「自動車の用途等の区分について(依命通達)」
4ナンバー車の自動車保険(任意保険)の特徴
4ナンバー車も、3ナンバーや5ナンバーの乗用自動車と同様に、自動車保険(任意保険)に加入できます。ただし、保険料の算出方法など一部異なる点があります。
型式別料率クラス制度が適用されない
型式別料率クラス制度は、お車の型式ごとの過去の事故データに基づき、保険料を算出する制度です。損害保険料率算出機構が算出し、年に一回、見直しが実施されます。
自家用の3ナンバー車や5ナンバー車、および自家用軽四輪乗用車には、型式別料率クラス制度が適用されており、料率クラスが保険料を決定する要素の一つになっています。
一方、4ナンバー車は、この型式別料率クラス制度の対象外です。そのため、各保険会社独自の基準で自動車保険の保険料を決定します。また、補償内容や引き受け条件も保険会社によって異なります。
納得できる保険料・補償内容で自動車保険を契約するには、複数の保険会社から見積もりを取り、比較して選ぶとよいでしょう。
まとめ
4ナンバー車の自動車保険は、料率クラス制度が適用されない点等が、自家用の3ナンバー車や5ナンバー車の自動車保険と異なります。しかし、保険会社・補償内容によって保険料が異なる点は同じです。自動車保険に加入するときは、複数の保険会社で見積もりを取って比較しましょう。
当社の自動車保険は、リーズナブルな保険料で充実した補償・サービスを提供するネット自動車保険です。自動車保険の契約を検討している方は、ぜひお見積もりをしてみてください。
監修:竹国 弘城
1級FP技能士・CFP®
RAPPORT Consulting Office (ラポール・コンサルティング・オフィス)代表。名古屋大学工学部機械・航空工学科卒業。証券会社、生損保代理店での勤務を経て、ファイナンシャルプランナーとして独立。お金に関する相談や記事の執筆・監修を通じ、自身のお金の問題についてみずから考え、行動できるようになってもらうための活動をおこなう。ミニマリストでもあり、ミニマリズムとマネープランニングを融合したシンプルで豊かな暮らしを提案している。
資格情報: 1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会会員(CFP®)