車道を自転車が逆走してきたときの恐怖 #自動車あるある

2022年11月14日

Twitter
Facebook
LINE

車を運転していたら、走行中のレーンの真正面から自転車が逆走してきた…!

こんな自転車の想定外の行動は怖いですよね。逆走自転車は車の運転席から見えにくく、事故の原因になりがちです。住宅街を通る細い道なら、まだ自転車や歩行者の予期せぬ動きに心の準備ができますが、片側一車線以上の広めの道路を走行中に、正面から自転車が逆走してくると、これはまさに恐怖…!自転車がサイドミラーに衝突してしまったり、車のドライバーが慌ててハンドル操作を誤って事故につながってしまう危険があります。

実は、道路交通法上は「自転車は軽車両」ということをご存じでしょうか。自転車の運転にも、道路交通法で義務づけられたルールがあるのです。

車両(トロリーバスを除く。)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、自動車及び原動機付自転車にあつては道路の左側に寄つて、軽車両にあつては道路の左側端に寄つて、それぞれ当該道路を通行しなければならない。ただし、追越しをするとき、第25条第2項若しくは第34条第2項若しくは第4項の規定により道路の中央若しくは右側端に寄るとき、又は道路の状況その他の事情によりやむを得ないときは、この限りでない。

(道路交通法第18条本文より抜粋)

自転車しか使わない人は「自転車は軽車両だから左側通行をするもの」という認識がそもそもないことが多いのです。そして、自転車は小回りが効くため、ついつい危険な運転をして車のドライバーをヒヤッとさせてしまうことも…。

車のドライバーとしては、まずはどんな道でも「スピードを出し過ぎない」こと。そして「運転中に“想定外のこと”は起こりうる」という気持ちで注意深く運転しましょう。

また、今回の自動車あるあるは、車のドライバーだけの問題ではありません。自分が自転車に乗るときはもちろん、ご家族が自転車でうっかり危険な走行をして事故を起こしたり、巻き込まれたりしないよう、日ごろからご家族と自転車の乗り方や交通安全について話し合っておくことも大切ですね。

まとめ

車道であっても、通行しているのは車だけではありません。歩行者や自転車が「想定外の動きをするかもしれない」という意識を持って注意深くハンドルを握りましょう!

このページの情報は掲載日時点のものです。