車中避難で、気をつけるべき３点。
＜１：熊本地震で多発したエコノミークラス症候群＞
十分な食事や水分を摂れないまま狭い場所で体を動かさないでいると、血栓ができてしまいます。十分な水分を摂取して、定期的に体を動かすようにしましょう。車内での睡眠時は頭と脚を水平に伸ばして寝るようにしましょう。エアマットレスやコンパクトな枕を備えておくと役立ちます。
＜２：トイレ環境を整える＞
トイレなどの衛生環境も切実な問題です。多めに簡易トイレを車内に備えておきましょう。また、マンホールトイレが使える場所や給水車が来る場所の近くに駐車しておくこともポイントです。
＜３：メンタルヘルスの対策も必要＞
車内にいることでプライバシーは守れる一方で孤立してしまう場合もあります。考え込む時間をつくらないために、趣味の本や没頭できるゲームなどをクルマに乗せておくと役立ちます。また、安全を確保するために広いスペースを選んで駐車することも重要です。