ネット自動車保険と代理店型自動車保険の違いは?メリット・デメリットを紹介
2024年3月8日(2026年9月18日更新)
自動車保険は加入する方法によって、大きく2種類に分けられます。ご自身のパソコンやスマートフォンなどを通じて加入するネット自動車保険と代理店を介して加入する代理店型自動車保険です。
ネット自動車保険は保険料がリーズナブルな印象がある一方で、代理店型自動車保険との違いや、必要なサポートが受けられるのか気になる方もいるでしょう。なかには「保険料が安いと事故対応が悪いのでは」と不安に感じる方もいるかもしれません。
本記事では、ネット自動車保険と代理店型自動車保険の違い、それぞれのメリット・デメリットを解説します。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ニーズに合わせた選択をしましょう。
ネット自動車保険と代理店型自動車保険の違い
ネット自動車保険は、お客さまと保険会社がご自身のパソコンやスマートフォンなどを通じて直接やりとりを行う自動車保険です。ダイレクト型や通販型と呼ばれることもあります。東京海上ダイレクト(以下、当社)の自動車保険は、代理店を介さないネット自動車保険です。
ネット自動車保険は保険料がリーズナブルである一方で、「事故対応が悪いのでは」と不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、保険料の差は主に代理店を介さない仕組みの違いによるものであり、事故対応の違いによって差が生じているわけではありません。
保険会社によって違いはあるものの、24時間365日の事故受付、経験豊富な担当者による対応など、ネット自動車保険であっても安心感のあるサポートが期待できます。
一方、代理店型自動車保険は、お客さまと保険会社の間に代理店が介在し、お手続きや申し込みをサポートしてくれます。
以下の表に、ネット自動車保険と代理店型自動車保険の特徴をまとめました。
| ネット自動車保険 | 代理店型自動車保険 | |
|---|---|---|
| 保険料 | 代理店型自動車保険に比べて一般的にリーズナブルな傾向にある (代理店を介さないため営業コストが削減される) |
ネット自動車保険に比べて一般的に高い傾向にある(代理店の営業コストが含まれるため) |
| 選び方 | ご自身で比較・選択をする | 代理店の担当者からアドバイスを受けて、比較・選択をする |
| 申し込み方法 | ご自身のパソコンやスマートフォンから、代理店を介さず、保険会社と直接契約をする | 代理店の担当者と対面や郵送などでのお手続きを通して契約をする |
保険料だけでなく、事故受付体制やサポート内容も確認したうえで、ご自身に合った自動車保険を選ぶことが大切です。
ネット自動車保険のメリット・デメリット
ネット自動車保険のメリットとデメリットは以下の通りです。
| ネット自動車保険の メリット |
|
|---|---|
| ネット自動車保険の デメリット |
|
メリット①一般的に保険料がリーズナブルな傾向にある
ネット自動車保険では、代理店を介さないため、営業コストが抑えられます。そのため、ネット自動車保険は一般的に代理店型自動車保険よりも保険料がリーズナブルです。
メリット②24時間365日お手続きができる
ネット自動車保険は、見積もりから申し込みまで、パソコンやスマートフォンで24時間365日お手続きが可能です。Webサイト上で複数の会社の情報を収集し、見積もりを比較しながら、そのままお手続きができるため、忙しい方でも空き時間でスムーズに見積もり・申し込みが可能です。
メリット③ご自身のペースで比較・検討できる
ネット自動車保険なら、時間や場所を問わず、複数の保険商品をご自身のペースでじっくり比較・検討し、保険商品を選ぶことができます。都合のよいタイミングで見積もりや補償内容・特約を比較し、納得がいくまで検討できるため、ご自身に合った保険商品を慎重に選べるでしょう。
デメリット①ご自身でプランを決める必要がある
ネット自動車保険では、ご自身で見積もりから申し込みまでを行う必要があるため、自動車保険の補償内容をご自身で決めなければなりません。加入したプランに無駄や漏れがないか、万一事故が発生した場合に補償されるかなどをご自身で判断する必要があるため、ある程度の自動車保険に関する知識を有しておく必要があります。
ただし、困ったときは、ネット自動車保険であっても電話で相談したり、Webサイトのチャット機能などを用いてサポートを受けたりできるので、利用するとよいでしょう。
デメリット②ご自身でお手続きを行う必要がある
担当者がサポートしてくれる代理店型自動車保険と異なり、ネット自動車保険では申し込みのお手続きをすべてご自身で行う必要があります。そのため、不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、申し込み手続きに関して、電話やWebサイトのチャットでサポートを受けられる場合がありますので、わからない点があれば、これらのサポートを活用しましょう。
デメリット③代理店型と比べると事故対応拠点数が少ない場合がある
代理店型自動車保険と比較すると、ネット自動車保険は全国の事故対応拠点数が少ない場合があります。ただし、外部の事故対応ネットワークや警備会社のかけつけサービスが利用できる保険会社もあります。そのため、事故対応拠点数だけでなく、事故受付体制や現場で受けられるサポート内容も確認しておきましょう。
例えば、当社では、東京海上グループの全国ネットワークを活用した事故対応に加え、すべての契約にセコム事故現場急行サービスがついており、お客さまのご要望に応じて、24時間365日、セコムの緊急対処員がいち早く事故現場へかけつけます。
代理店型自動車保険のメリット・デメリット
代理店型自動車保険のメリットとデメリットは以下の通りです。
| 代理店型自動車保険の メリット |
|
|---|---|
| 代理店型自動車保険の デメリット |
|
メリット①対面で説明を受けられる
代理店の担当者が対面やオンラインで保険商品の内容について説明してくれるのは大きなメリットです。また、申し込みを行う際にもお手続きや必要書類などについてサポートを受けることができます。
メリット②ご自身に合ったプランを提案してもらえる
代理店の担当者が面談を通じて、ご自身に合った補償内容を提案してくれます。初めて自動車保険に加入する場合など、自動車保険についての知識が少ない方にとっては心強いでしょう。また、代理店によっては生命保険を取り扱っている場合もあり、自動車保険だけでなく家計全体のリスクに備える総合的な提案をしてもらえることもあります。
メリット③事故時に代理店のサポートを受けられる場合がある
補償の対象となる事故が生じた際、保険会社と保険金請求などのやりとりを行うことになるのはネット自動車保険と同様です。そんなとき、代理店によっては代理店の担当者が事故対応のサポートやアドバイスを行ってくれる場合もあります。ただし、対応は代理店により異なりますので、代理店型自動車保険を選択する場合には、そのようなサポートを行ってくれるかどうかも確認しておくとよいでしょう。
デメリット①保険料がネット自動車保険に比べて高い傾向にある
代理店型自動車保険は、保険会社から代理店へ支払われる手数料などの営業コストが保険料の一部でまかなわれています。そのためネット自動車保険に比べると保険料が高くなる傾向にあります。
デメリット②お手続きに時間や手間がかかる場合がある
代理店型自動車保険は、代理店の担当者を通してお手続きをする必要があります。担当者と予定を調整する必要があるため、お仕事などでお忙しい方にとっては、その点にわずらわしさを感じるかもしれません。なお、継続手続きなどは、郵送や電話などで完了できる場合もあります。
ネット自動車保険と代理店型自動車保険はどちらを選ぶべき?
ネット自動車保険と代理店型自動車保険、それぞれのメリット・デメリットを踏まえたうえで、どちらを選ぶべきなのでしょうか。以下に、各自動車保険が向いている方の特徴を紹介します。
| ネット自動車保険が向いている方 | 代理店型自動車保険が向いている方 |
|---|---|
|
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ネット自動車保険が向いている方
ネット自動車保険は、代理店を介さないため営業コストが抑えられ、代理店型自動車保険と比べると保険料がリーズナブルになる傾向があります。そのため、保険料を節約したい方におすすめです。
「事故対応が悪いのでは」と不安な方もいるかもしれませんが、前述の通り、保険料が抑えられリーズナブルなのは、主に代理店を介さない仕組みによるものです。事故受付体制やサポート内容を確認したうえで、安心して任せられる自動車保険を選びましょう。
また、ネット自動車保険は、付帯する補償・特約が決まっている方にも適しています。自動車保険をすでにご契約中で、アドバイスがなくても契約内容を決定できる場合は、ネット自動車保険でスムーズに契約を行えるでしょう。
さらに、インターネットでのお手続きに抵抗がない方にもおすすめです。ネット自動車保険ならインターネットを利用して24時間365日、いつでも見積もりや申し込みができます。
当社では、東京海上グループの事故対応品質はそのままで、代理店を介さないことでリーズナブルな保険料を実現しています。保険料を抑えつつ、高品質な事故対応が可能な自動車保険をお探しの方にもおすすめです。
代理店型自動車保険が向いている方
代理店型自動車保険は、代理店の担当者に相談しながら補償内容や契約内容を決められるため、一人で選ぶのが不安な方に向いています。
また、対面で説明を聞かないと不安な方もいるかもしれません。ネット自動車保険でも電話やメール、チャットで相談できますが、実際に担当者と対面で相談したい方は、代理店型自動車保険が向いています。
インターネットで調べることやパソコンやスマートフォンの操作が苦手な方にとっては、基本的にすべてのお手続きがインターネット経由で行われるネット自動車保険は負担に感じるかもしれません。その場合は、ネット自動車保険よりも代理店型自動車保険が適しています。
まとめ
自動車保険を選ぶ際は、ネット自動車保険と代理店型自動車保険、それぞれの特徴を理解したうえでご自身に合ったものを選びましょう。特徴は以下の通りです。
| ネット自動車保険 | 代理店型自動車保険 | |
|---|---|---|
| 保険料 | 代理店型自動車保険に比べて一般的にリーズナブルな傾向にある (代理店を介さないため営業コストが削減される) |
ネット自動車保険に比べて一般的に高い傾向にある(代理店の営業コストが含まれるため) |
| 選び方 | ご自身で比較・選択をする | 代理店の担当者からアドバイスを受けて、比較・選択する |
| 申し込み方法 | パソコンやスマートフォンから、代理店を介さず、保険会社と直接契約をする | 代理店の担当者と対面や郵送などでのお手続きを通して契約をする |
ネット自動車保険のなかには、電話やWebサイトのチャットでサポートを受けられたりするものもあります。
保険のプロに相談したい方も、代理店型自動車保険にこだわらず幅広い選択肢から選んでみてはいかがでしょうか。
ネット自動車保険の大きなメリットは、営業コストが抑えられる分、保険料がリーズナブルな点です。当社の自動車保険の保険料の見積もりは、以下から確認できるため、ぜひチェックしてみてください。
監修:竹国 弘城
1級FP技能士・CFP®
RAPPORT Consulting Office (ラポール・コンサルティング・オフィス)代表。名古屋大学工学部機械・航空工学科卒業。証券会社、生損保代理店での勤務を経て、ファイナンシャルプランナーとして独立。お金に関する相談や記事の執筆・監修を通じ、自身のお金の問題についてみずから考え、行動できるようになってもらうための活動をおこなう。ミニマリストでもあり、ミニマリズムとマネープランニングを融合したシンプルで豊かな暮らしを提案している。
資格情報: 1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会会員(CFP®)