あなたの運転を褒めてくれる!&eが作る運転サポートアプリとは

2022年02月25日

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&eアンディー には、お客さまの安全運転をサポートする様々な機能やコンテンツを盛り込んだ公式スマートフォンアプリがあります。このアプリを使ってどのようなことができるのか、そして様々な機能・コンテンツが生まれた背景について、担当者の塚田亜希子さん、山本彩織さんに聞きました!

今回は、運転をスコア化して運転傾向を教えてくれる機能「Tripレポート」についてご紹介します。

塚田亜希子 CX推進部リーダー

イーデザイン損保の創業メンバーとして事故対応業務に従事したのち、2019年4月にCX推進部に異動し、&eアンディー の開発に参画。安全運転支援サービスを提供する&eアンディー公式スマホアプリの開発にチームリーダーとして携わり、現在はアプリの機能改善やお客さま体験の向上に取り組んでいる。

山本彩織 CX推進部

2021年にイーデザイン損保に入社後、CX推進部にて&eアンディー のアプリ開発チームに参画。ユーザー同士がゲーム感覚で安全運転に取り組む「フレンド機能」を中心に担当し、アプリの機能改善や新機能開発に取り組んでいる。

自分の運転を客観的に振り返ることができる「Tripレポート」

――「Tripレポート」とは具体的にはどんなものなのでしょうか?

塚田さん:Tripレポートは、自分自身の運転がどのようなものだったかを振り返ることができる機能です。具体的には、車に取り付けたセンサーと&eアンディー公式スマホアプリをインストールしたスマホをペアリングした状態で運転すると、運転中の危険な挙動を検知でき、それをもとにそれぞれの運転ごとに安全運転度をスコア化。アプリに表示されるTripレポートでは、検知した危険挙動を地図上で確認したり、毎月の平均スコアを確認したりすることができるんです。

自分の安全運転度を示す「運転スコア」

――ドライブから帰ってきたあとに、自分自身の運転を地図やスコアで振り返ることができる機能はいいですね!

塚田さん:そう言ってくれるとうれしいですね。私もセンサーを取り付けて運転してみたのですが、ちゃんとドライブした経路が表示されていて「あの時のブレーキが急ブレーキなんだな」ということがわかるので、よい気づきになりました。「そうそうここ走ったな」と自分のドライブを思い出せたのも楽しかったですね。

ドライバーの気持ちになって、メッセージの内容やタイミングにも工夫を

――ドライバーによっては、危険な挙動が多く、他のお客さまと比較して点数が低いと評価される場合もありますよね。アプリを通じたドライバーとのコミュニケーションにはどのような工夫をしているのでしょうか?

塚田さん:例えばですが、運転している時に助手席の人から「今の運転、なんか荒かったよ」と言われると、ちょっとカチンときたりすることありませんか?でも、このアプリではセンサーで検知したデータをもとにした運転評価が表示されているので、客観的に自分の運転を見ることで今まで知らなかったことに気づけるのではないかと思っています。

運転スコアに応じてお届けするメッセージもこだわりました。例えば、10点満点が続いたときや、久々によいスコアが出たときなどに「GoodDrivingメッセージ」をお届けしています。チームのみんなで論議をして、やっぱり褒められたほうがやる気につながるのではないかと考えたからです。

良いスコアが出た時などに表示される「GoodDrivingメッセージ」

一方で、運転スコアが大きく低下した際には、スコアが下がったとストレートに伝えるのではなく、心配の気持ちが伝わるメッセージを出すようにしています。

今お話ししたようなメッセージは、安全運転に取り組んでいただいたお客さまへのフィードバックです。ですので、今後もお客さまからのお声をいただきながら、どのようなタイミングでどんなメッセージをお届けしたらよいか、しっかり考えていきたいと思っています。

――声を掛けるタイミングも重要ということですよね?

塚田さん:そうですね。タイミングという点では最初も肝心だと感じています。&eアンディー に入って初めての運転の時にもメッセージをお届けしているのですが、最初の運転スコアがあまりよくなかったりすると、&eアンディー を嫌いになってしまい、ご自身の運転を振り返るきっかけがなくなってしまうかもしれません。そのような状況を避け、スコアを客観的に受け止めていただけるよう、その方の運転のよいところもお伝えするような工夫をしています。

あと、サプライズ感も大事にしています。ふとしたタイミングでメッセージをお届けすることで「今度はどんなメッセージがくるんだろう」というワクワク感につながればよいなと思っています。

お客さまが自分自身の変化を実感できるレポートに

――このTripレポートはどのような想いで開発されたのでしょうか?

塚田さん:自分の運転を客観的に知るということが、自分が事故を起こさない=事故のない社会を実現するために大きな価値があると考えました。ただ、大切にしたのは、運転スコアや検知した危険挙動に対して単に一般的なデータと比較して評価するのとは異なるアプローチ。メッセージの工夫などはまさにそうです。一般的な運転傾向と比較して「あなたはこう」と評価されるだけでは、お客さまの心には響かないのではないかと。そのような考えから、過去と比べて自分の変化を実感できるレポートにしようとして、今の形になりました。結果的に、お客さまがより前向きに安全運転に取り組めたり、気がついたら安全運転が実践できていたりしているという状況を生み出していきたいですね。

また今後は、お客さまの運転傾向を見ながら、Tripレポートでお伝えする内容をブラッシュアップしていきたいです。ランキングなどを取り入れて楽しみながら安全運転に取り組んでいただくのもよいかもしれませんね。

塚田さんの運転評価は?

――塚田さんが実際にご自身のTripレポートを見てみて、どんな気づきがありましたか?

塚田さん:スコアが高めで、おかげ様で「よい運転」と評価してもらっているようです(笑)。もちろん気づきもありました。「急ブレーキ」と評価されたことで、自分にとってはいつものブレーキでも、ほかの人にとっては急ブレーキと感じることがあるということ。客観的なTripレポートだからこそ気づけたのではないかと思っています。アプリを使われるみなさまにとってもよい気づきになるよう、Tripレポートをどんどんよくしていきたいです。

当社のクルーも試しているのですが、「こんなスコアだった!」とか「GoodDrivingメッセージもらったよ!」などいろいろ話題になっていました。ご家族ともTripレポートを見ながら話したりしたそうです。このアプリは運転するご家族も一緒に利用できますので、Tripレポートを見ながら、ご家族と安全運転についての会話をしていただきたいですね!

撮影のためにマスクを外しています。

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