ブレーキをかけたらルーフの雪が落ちてきて、前が見えなくなったときの恐怖 #自動車あるある

2023年01月06日

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雪の舞う季節。夜の間に降った雪がマイカーに積もり、朝、車を見てびっくり!とりあえず前が見えるようにと、ガラスに積もった雪だけ落として出発したりしていませんか?実はそこに危険が潜んでいることがあるのです。

運転中、目の前の信号が赤に変わり、ブレーキペダルを踏んだタイミングで、ルーフの雪がフロントガラスに落ちてきて目の前が真っ白に!びっくりしてハンドル操作を誤り、事故に繋がる恐れがあります…。

そんなときはハザードランプをつけて一旦停車し、左右を確認してからドアを開け、急いでフロントガラスの雪をどかして視界を確保しましょう。それから車を路肩に寄せて停車し、周囲の安全を確認してから雪を車から落とすことをおすすめします。

ワイパーが機能すれば良いのですが、雪の重みでワイパーが動かなかったり、曲がってしまうこともあるので、重い雪は手で取るほうが良いでしょう。また、車道に雪の塊をどかどかと落としてしまうと、後続車両もその塊に乗り上げてしまう危険があります。雪を落とす際は、後続車や通行人の妨げにならないように注意しましょう。

雪が多い地域では、朝は駐車場の雪かきから始まり、ボンネットやフロントガラス、ルーフの雪を取り除くのは当たり前の作業かもしれません。しかしあまり雪が降らないような地域だと、雪に対する対策や心構えが不十分なことがあります。出発前にボンネットやフロントガラスの雪を取り除くと同時に、必ずルーフの雪も落とすように意識することが大切です。

万一事故が起こってしまった場合は…

まずはケガをされた方がいないか確認しましょう。安全を十分に確保のうえ速やかに、救急車(119番)を呼ぶ、自分で近くの病院に運ぶなど、状況によって適切な方法をとってください。また、二次衝突や交通渋滞を防ぐためにも、車を安全な場所に移動させることも重要です。

気が動転している中で、救急車手配や保険会社への連絡など、さまざまな手配などを行うのは難しいものです。&e(アンディー)では車に取り付けたセンサーが事故時の衝撃を検知し、スマホの画面上から1タップで事故連絡ができます。救急車やレッカー、セコム事故現場急行サービスの手配もそのまま画面の案内に従っていくだけで完了します。

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まとめ

フロントガラスやリアガラスに積もった雪にばかり注意が向きがちです。雪の降らない地域では、ルーフの落とす意識が薄いドライバーも多いかもしれません。しかし、ルーフに雪を残したまま運転すると、自分自身や後続車に思わぬヒヤリを生み出します。出発前に忘れずに落としておきましょう。

ルーフの雪以外にも、スタッドレスタイヤやチェーンの装備不備、凍結した路面での慣れない運転など、雪の日には危険が盛りだくさんです。普段より注意して安全運転を心がけましょう。

このページの情報は掲載日時点のものです。