立体駐車場で車高を誤りルーフをガリッ #自動車あるある

2023年01月20日

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みなさんは自分の車の高さを正しく把握していますか?正確な車高を知らないと、いざというとき大変なことになるかもしれません…。

買ったばかりのマイカーでやってしまいがちな失敗のひとつが、機械式の立体駐車場での車庫入れです。メジャーな車種だから、普通の立体駐車場なら入るに違いない。そう思って駐車場に入庫した瞬間、ルーフからガリッといういやな音が…。悲鳴ともつかない声が自然と口から漏れ出て、顔面蒼白になる瞬間です。

セダンが主流だった昔と違って、最近はミニバンやSUVなど、居住性の高いハイルーフ車が増えてきました。全高が1,550mm以上ある車は珍しくありません。しかし昔からある機械式の立体駐車場は、高さ制限が1,550mm程度までとなっているのが一般的です。新設の立体駐車場はハイルーフ対応も多いので、その大きさに慣れてしまい「どの駐車場でも高さは問題ない」と思い込んでいたらとても危険!大きいサイズの車なら立体駐車場の高さ制限に慎重になれますが、車高を意識せずに、高さ制限がある駐車場に入庫しようとすると、トラブルが起こりかねません。車高が50mm違うだけでもルーフを擦る恐れがあります。

高さ制限のある駐車場に、運よくルーフをこすらずに全高オーバーの車を入庫できたとしても、まだ安心はできません。機械を動かした際に自車や他車が傷ついてしまったり、そもそも機械が動かなくなったりするなど、想像もつかない損害が発生する可能性も。
日ごろから自分の乗っている車の高さを車検証でしっかり確認しておきましょう。

もしも立体駐車場の車庫入れでルーフをこすってしまったら

  • ご加入の車両保険によって補償できるケースがあります。詳しくはご契約中の各保険会社にご確認ください。
  • &eにご契約のお車の場合は、車両保険(一般タイプ)を付けていれば補償されます。エコノミー車両保険特約を付帯した、限定タイプの車両保険の場合は、補償の対象になりません。
  • 車両保険を使わずに自分で直す場合の修理代は、へこみの範囲によって変わってきますが、一般的に5万円以上はかかってしまいます。
  • 車両保険を使うと、保険の等級などに影響し、翌年以降の保険料が上がってしまう可能性があります。保険を使って修理するか、自分で修理代を支払うか、どちらがお得かはしっかり検討して決めましょう。(まずはこすらないように注意することが大切です。)

&eの車両保険について詳しくはこちらをご覧ください。

まとめ

買って間もない車を運転していると、すべてが「初めての経験」でドキドキしますよね。おそらく立体駐車場に入庫することもそんなドキドキのひとつ。

「うまく立体駐車場のパレットの上に停められるかな…?」そんな気持ちで下ばかり気にしてアクセルを踏んだら、ルーフがガリッとぶつかって車が傷ついた…これはショックが大きいですよね。

車高によっては、高さ制限で停めることができない駐車場があります。せっかくの愛車を傷つけないためにも、車のサイズはきちんと把握して安全に駐車しましょう。また自分以外にも車を運転する家族がいる場合、車高の情報はぜひ共有してください。

このページの情報は掲載日時点のものです。