自動車保険の契約手続きの流れと契約に必要なものは?選び方のポイントも解説
2024年3月8日(2026年8月31日更新)
自動車保険の契約をする際は、どのような流れでお手続きが進み、何の書類が必要なのでしょうか。自動車保険の契約方法や契約に必要なものは、代理店型自動車保険とネット自動車保険(ダイレクト型・通販型)で異なる部分があります。
本記事では、自動車保険の契約手続きの流れや契約に必要なもの、選び方のポイントについて解説します。契約前に全体の流れや必要なものを把握し、スムーズに手続きを進めるための参考にしてください。
自動車保険を契約する際の基本的な流れ
自動車保険を契約する際は、まずどの保険会社の自動車保険を契約するのか比較・検討を行いましょう。自動車保険の補償やサービスは会社により異なりますし、保険料も主に運転される方やお車の条件、希望する補償内容などによって異なります。保険会社や保険代理店、Webサイトなどで情報収集や見積もりを行い、ご自身のご希望に合っているか確認したうえで、申し込みを行いましょう。
自動車保険には、保険代理店を介して申し込む「代理店型自動車保険」と、代理店などを通さず、Webサイトなどを通じて保険会社と直接やりとりする「ネット自動車保険」があります。以下では、それぞれの契約方法を解説します。
代理店型自動車保険の契約の流れ
代理店型自動車保険では、一般的に以下の流れで契約手続きを進めます。
- 代理店への相談
- 見積もり・契約内容の確認
- 申し込み手続き
具体的な手続きの流れや必要なものなどは、保険会社や契約内容によって異なるため、事前に代理店へ相談しましょう。
ネット自動車保険の契約の流れ
ここでは、ネット自動車保険を契約する際の流れについて、東京海上ダイレクト(以下、当社)の自動車保険を例に解説します。
- 見積もり
- 申し込み
- 保険料の支払い手続き
- 申し込み完了
見積もり
まずは見積もりから始めましょう。当社の自動車保険の見積もりは、Webサイトから行えます。
見積もりにあたって、初めて自動車保険を契約する場合は、車検証を用意します。すでに他社で自動車保険の契約がある場合には、現在の自動車保険の保険証券を用意してください。これらの書類に、見積もりに必要な情報(お車の型式、初度登録年月など)が記載されています。
なお、電子化された車検証の場合は、券面に所有者情報が記載されないため、運輸支局などで配布される「自動車検査証記録事項」または車検証閲覧アプリで確認しましょう。
当社の自動車保険では、Webサイトにアクセスして見積もりを開始すると、情報入力画面が出てきます。Webサイトのガイダンスに従い、見積もりに必要な項目を入力(もしくは選択)してください。入力に戸惑いやすい項目としては、以下のような項目が挙げられます。
- 等級、事故有係数適用期間
すでに自動車保険の契約がある場合に、入力が必要です。現在の自動車保険の保険証券に記載されています。 - お車の型式、初度登録年月
車検証または現在の自動車保険の保険証券に記載されています。
ガイダンスに沿って入力を進めていくと、Webサイト上で保険料の見積もり結果が提示されます。補償プランは2プラン提示されます。
「もう少し補償内容を変えたい」というときには、Webサイトの見積もり結果画面で、補償や特約の付け外しができます。ご希望や予算にぴったりの補償プランになるよう調整し、検討してみましょう。
一部の契約では1プランの表示となり、カスタマイズできない場合があります。
申し込み
ご希望の補償プランが完成したら、Webサイト上で申し込みを行います。契約者の氏名や連絡先といった個人情報に加え、車台番号や登録番号(ナンバープレートに表示されている文字や番号)といったお車の情報を入力します。これらの情報も、車検証または現在の自動車保険の保険証券に記載されています。
また、当社では前年走行距離に応じて保険料を算出しているため、申し込み時のオドメーター(積算走行距離計)の値を入力する必要があります。お手続きをスムーズに進めるため、あらかじめお車のオドメーターを確認のうえ、入力しましょう。
最後に、契約内容がご自身の希望する内容と合っているか確認のうえ、保険料の支払い手続きに進みましょう。
保険料の支払い手続き
当社の自動車保険では、保険料の支払い方法として、以下のいずれかを選択できます。
- クレジットカード払
- Apple Pay払
- コンビニ払
クレジットカード払やApple Pay払を選択すると、Webサイト上で申し込み手続きが完結します(契約の条件によっては、必要書類の提出が求められる場合があります)。
また、クレジットカード払の場合、一括払だけでなく12回払(割増保険料あり)も選択できます。分割でのお支払いを選べるため、月々の負担を分けてお支払いしたい場合は、クレジットカード払がおすすめです。
申し込み完了
保険料のお支払いが完了すると、申し込み完了となります。
自動車保険の補償は、申し込み時に設定した保険開始日から開始されます。なお、当社の自動車保険の場合には、保険開始日当日まで(コンビニ払の場合は保険開始日前日まで)お手続き可能なので、保険開始日まで時間が迫っている方も申し込みが可能です。ただし、補償が開始されるのは保険料のお支払い後となります。
また、契約の条件によっては、Webサイトでお手続きする前にお客さまサポートセンターへの連絡が必要な場合もあります。その場合、契約完了までに時間がかかってしまうケースもあるため、余裕をもってお手続きを進めたほうが安心です。
自動車保険の契約に必要なもの
自動車保険の契約をする際、「車検証」または「現在の自動車保険の保険証券」、「運転免許証」などが必要です。ただし、必要なものは代理店型自動車保険とネット自動車保険で異なります。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
代理店型自動車保険で必要なもの
代理店型自動車保険で契約する際は、一般的に、以下の書類を保険会社に提出します。
- 自動車保険の契約申込書
ただし、契約の条件によっては、その他必要書類の提出が求められる場合があります。
また、保険会社によって異なる場合がありますが、一般的にお手続きの際に必要なものは以下の通りです。
- 車検証 または 現在の自動車保険の保険証券
- 運転免許証
- 印鑑(不要の場合もあり)
- 保険料の払い込みに必要な口座情報など
代理店型自動車保険の申し込みには、代理店担当者からの見積もり提示、申込書の郵送などが必要となるため、ネット自動車保険と比較して契約完了までに時間を要する可能性があります。これらを事前に準備しておくと、お手続きにかかる時間のロスを最小限にすることができるでしょう。
印鑑は不要な場合もありますが、念のため準備しておいたほうがよいでしょう。お車を新しく購入した場合には、車検証をお車の購入先から代理店へ送付してもらうとスムーズに話が進みます。
事前に電話連絡にて内容などを確認しておくと、見積もりにかかる時間も短縮できるかもしれません。いくつかのプランを用意しておいてもらうとよいでしょう。
ネット自動車保険で必要なもの
ネット自動車保険では、申込書の郵送や捺印をせずに、Webサイト上で申し込み手続きを進められるのが一般的です。ただし、契約の条件によっては、必要書類の提出が求められる場合があります。
申し込み手続きで必要なものは保険会社によって異なる場合がありますが、契約者やお車の情報などをWebサイト上で入力するため、あらかじめ以下のものを手元に用意しておくとスムーズです。
- 車検証 または 現在の自動車保険の保険証券
- 運転免許証
- クレジットカード(電子マネーやコンビニ払などの支払い方法を選択する場合は不要)
- オドメーター(積算走行距離計)の値(一部の保険会社では、走行距離によって保険料が変わるため、入力が必要)
初めての自動車保険の選び方は?
ここからは、初めて自動車保険の契約をするとき、どのようなポイントで検討する必要があるのかをご紹介します。万一の事故の際、事故対応を安心して任せられるのか、トラブルの際に利用できるサービスが充実しているのか、補償内容は万全か、これらを比較しながら自動車保険を選んでいきましょう。
事故対応
契約中の自動車で事故を起こした場合は、保険会社が事故対応にあたります。初期対応の体制やスピードは、自動車保険を選ぶ際の大きなポイントとなるでしょう。また、安心して示談交渉を任せられる事故解決力があるかどうかも、自動車保険を選ぶ際に重要な要素となります。クチコミによる評判などを調べておきましょう。
当社の自動車保険では、万一の事故に備えて事故直後のサポート体制を整えています。詳しくはこちらをご覧ください。
24時間365日 事故時にお客さまをサポート
サービス
自動車を利用していると、事故だけではなく急な故障や旅先でのトラブルなども発生します。いざというときに利用できるロードサービスが充実しているか、チェックしましょう。
また、警備会社による事故現場へのかけつけサービスを提供している保険会社もあります。例えば当社では、セコム事故現場急行サービスを提供しています。万一の事故の際の不安を少しでも減らしたいとお考えの方は、このようなサービスの有無についてもチェックしてみましょう。
当社の自動車保険の事故対応や各種サービスについて、詳しくはこちらをご覧ください。
事故対応とサービス
補償内容
基本的な補償は各保険会社とも用意していますが、事故の被害者になってしまったときにも事故解決がスムーズに行われる補償が充実しているかという観点でもチェックしましょう。
例えばもらい事故(お客さまに過失が全くない事故)では、保険会社がお客さまに代わって相手方と交渉をすることができませんが、そのような場合に備えて弁護士費用などを補償する特約が付帯されていると安心です。
相手方がいる事故の約3割がもらい事故であるという統計もあります(警察庁「令和7年中の交通事故の発生状況」から推計)。当社の自動車保険では、お客さまのうち、約8割の方が弁護士特約(自動車事故)※をつけています(2025年度当社の契約データより)。各社から提示される補償プランを見比べたうえで、補償内容について検討するとよいでしょう。
自動車保険は万一の事態に備えるものです。保険料だけを基準にして選ぶと、万一のときに十分な補償が受けられない可能性がありますので、ご自身で事故対応、サービス、補償内容などの観点から各社の自動車保険を比較・検討して契約しましょう。
当社の自動車保険の補償内容について、詳しくはこちらをご覧ください。
幅広い補償から選べて安心 迷ったらいつでもサポート
「弁護士特約(自動車事故)」は、弁護士費用等補償特約(自動車事故)の短縮表記です。特約名称は保険会社により異なる場合があります。
まとめ
自動車保険の契約方法や契約に必要なものは、代理店型自動車保険とネット自動車保険で異なる部分があります。ネット自動車保険なら、Webサイト上だけで手間がかからずに申し込みが完結します。
車検証または現在の自動車保険の保険証券、運転免許証、必要に応じてオドメーター(積算走行距離計)の値をお手元に用意して、お手続きください。
当社の自動車保険は、Webサイト上で申し込みできるネット自動車保険です。継続や契約内容の確認・変更などの各種お手続きもマイページから行えます。
また、当社では、ネット自動車保険ならではのリーズナブルな保険料を実現しています。インターネット割引やセカンドカー割引も用意していますので、ぜひご検討ください。当社の自動車保険の見積もりは、個人情報の入力不要でご利用いただけます。
監修:竹国 弘城
1級FP技能士・CFP®
RAPPORT Consulting Office (ラポール・コンサルティング・オフィス)代表。名古屋大学工学部機械・航空工学科卒業。証券会社、生損保代理店での勤務を経て、ファイナンシャルプランナーとして独立。お金に関する相談や記事の執筆・監修を通じ、自身のお金の問題についてみずから考え、行動できるようになってもらうための活動をおこなう。ミニマリストでもあり、ミニマリズムとマネープランニングを融合したシンプルで豊かな暮らしを提案している。
資格情報: 1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会会員(CFP®)