新しい自動車保険の特長、“中の人”が語ります!~前編~

2021年11月01日

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このマガジンでは「&e」に関わる様々な立場の“中の人”が登場しながら、「&e」の特長やサービス作りへの想い、そして難しくとらえられがちな自動車保険のあれこれについてご紹介していく予定です。

お客さま体験の改善・向上に取り組むCX推進部リーダーの田屋和美さんに、「&e」のコンセプトなどについて、前後編に渡って聞いていきます。

自動車保険であって、自動車保険ではない!?&e(アンディー)の特長とは

――まず、新しい自動車保険「&e(アンディー)」について、特長や今までの自動車保険との違いについて教えてください。

田屋さん:「&e」は、「できなかったこと、しよう」という考えのもと、自動車保険でありながら今までの自動車保険の概念を完全に崩すことを大きなポイントにしています。この11月にサービスを開始する予定ですが、保険会社としてできることに挑み続ける“進化する自動車保険”であるとも言えます。

そして、この“進化”という部分については「お客さまとともに歩み、ともに創る“お客さまと共創する自動車保険”」という考え方を大切にしています。お客さまの声を徹底的に取り入れて、お客さまの声に応える自動車保険を開発していきたいと考えています。

この「&e(アンディー)」というネーミングについても、イーデザイン損保の象徴としての『e』が、お客さまに寄り添う『&』の意味も込めたネーミングにしました。ロゴデザインにもその意図が感じられるように、&とeを一体化させ、私たちとお客さまの絆や結びつきを表現しています。

――今までの自動車保険は“もしもの備え”として十分にお客さまに価値を提供し、ご満足いただいてきました。それだけでは不十分だったということでしょうか?

田屋さん:「&e」はこれまでの自動車保険と考え方が全く異なるもの。誤解を恐れず言えば「自動車保険であって、自動車保険ではない」存在ともいえるかもしれません。例えば、自動車保険は「事故を起こしてから使うもの」というイメージは多くの方が持っていらっしゃると思います。しかし「&e」は、「事故を起こしてから使う」保険ではなく「事故を未然に防ぐ保険」をコンセプトにしています。もちろん、事故が起きた際の対応は従来の保険と同様に手厚くさせていただきますが、加えて日頃のカーライフのなかで常にお客さまを見守る存在になっていこうと考えています。

もちろん従来の自動車保険としての「事故に備える」価値も高いレベルで提供します。しかし、事故が起きたから使うものという従来の自動車保険の考え方を転換して、もっとそれ以上の価値を提供したい。常にお客さまに寄り添い、カーライフをもっと楽しんでいただけるお手伝いがしたい、そして世の中をより良くすることに貢献していきたいという考え方です。

そこで大切にしたいのが、“共創”という考え方。私たちは、より広い視野でお客さまや社会と関わっていきたいと考えています。自動車保険はこれまでご契約者さまに対してのみサービスを提供してきましたが、ご家族の方や外部の企業、地域コミュニティとも関わっていき、「事故のない社会」を皆さんと一緒に創り出していきたい。こうした考えも「いままでできなかったこと」のひとつです。今回のサービス開始は、その第一歩だと考えています。

運転データを分析し、事故のない社会づくりにチャレンジする

――「&e」では具体的に、自動車保険としての機能に加えてどのようなサービスを提供するのでしょうか?

田屋さん:「&e」は大きく3つの価値を、ネット型自動車保険ならではのコストパフォーマンスで提供する予定です。

1.ご契約者さまへ:スマートフォンアプリと専用センサーによる安全運転診断
急ハンドル、急ブレーキ、スマホ操作による「ながら運転」などを検知・記録して自分自身の運転傾向やリスクをレポートできる仕組みを提供します。これにより、安全運転を日常的に意識できることが期待できます。

2. ご家族・ご友人の方へ:ご契約者さまの運転診断結果を共有
ご家族もスマートフォンアプリを使っていただくことで安全運転診断ができます。また、ご家族や&eにご加入のご友人と運転診断結果を共有することで、一緒に楽しく安全運転を実践できる機能を提供します。

3. 地域コミュニティへ:企業との共同研究や社会への寄付活動
外部の企業や地域・自治体などにもご協力いただきながら、ご契約者さまから取得した運転データについて匿名性を確保した形で分析して、交通量の実態調査や事故リスクの高い場所の把握など社会の交通安全に活用していきたいと考えています。また、地域の交通安全に対する取り組みに寄付をするプログラムも予定しています。

お客さまの声を聞き、常に進化を続ける保険

――この3つの価値を柱にしながら、今後進化していくという点も&eの特徴のひとつですよね。

田屋さん:3つの価値を柱にしながら、「&e」はお客さまの声を徹底的に取り入れてアップデートしていきたいと考えています。具体的には、中長期的なアップデートの計画に基づいて新しい価値を提供するだけでなく、お客さまの声に応じてスピード感をもって機能の拡充・改善をはかっていくことも実践していきたいと考えています。お客さまへのインタビューやアンケートについては積極的に行っていきたいですね。

・・・

前編では、「お客さまとともに歩む保険」として、従来からある「事故に対応する自動車保険」から脱却し、お客さまのカーライフに寄り添いながら「事故のない社会の実現」にも貢献する自動車保険を、お客さまと一緒に進化させていきたいという、「&e」のコンセプトをご紹介しました。後編では「&e」が目指す自動車保険の在り方について、さらに詳しくお伝えしていきます!

▼後編はコチラ

新しい自動車保険の特長、“中の人”が語ります!~後編~

田屋 和美(たや かずみ):CX推進部リーダー

米国、イタリアなどで芸術、建築、デザインなどを学ぶ。人々の生活に密接に関わるインターネットの世界に魅力を感じたことをきっかけに、デジタル領域におけるデザイナーとしてのキャリアをスタート。制作会社、スタートアップ企業、事業会社、デザインコンサルティング会社などでの経験を経て、デザイン思考をベースとした広義のデザインを武器に、2021年5月にイーデザイン損保に入社。よりよいお客さま体験を追求していく全社のCX(顧客体験)を担う役割として、リサーチチームの発足やリブランディングなど横断的に様々なプロジェクトに携わっている。

撮影のためにマスクを外しています。

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