社長の桑原が語る、“イーデザイン損保から「&e」が誕生したワケ”(後編)

2022年01月28日

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前後編に渡ってイーデザイン損保の社長・桑原茂雄のインタビューをお届けしています。後編では、&eアンディー が掲げる“事故のない社会の実現を目指す”というメッセージに込めた想いや、保険会社のあるべき姿、お客さまに寄り添い共に進化する&eアンディー の今後に向けた意気込みなどについて聞いてみました!

▼前編は下記よりご覧ください!

社長の桑原が語る、“イーデザイン損保から「&e」が誕生したワケ”(前編)

痛ましい事故の映像に心を痛める社内のクルーを見て、生まれた決意

――桑原さんが社長に就任してから、イーデザイン損保は“お客さま目線”の追求に振り切り、様々な改革に挑みました。具体的にどのような試みをしたのでしょうか?

桑原さん:2018年11月から「ありたい姿検討プロジェクト」というワークショップを社内ではじめました。“イーデザイン損保はこういう会社でありたい”という理想像を社内のクルー(イーデザイン損害では社員のことをクルーと呼んでいます)みんなで考えてもらったのです。様々な部署からクルーが集まり、部署の立場や保険会社だからこそ気にしてしまうしがらみなどは一切取り払いました。クルーみんなでワンチームになって「お客さまに寄り添い、徹底的に“お客さま視点”でベストな判断をしよう!」という姿勢を明確にしたのです。

この取り組みのなかで、“お客さまに寄り添うイーデザイン損保”だけでなく、“事故のない社会の実現に貢献する”という視点も生まれました。それは「+まち」(契約者の安全運転に応じてイーデザイン損保が地方自治体などの交通安全の取り組みに寄付をするしくみ)やSafeDriveWith(&eアンディー の運転データや社会の様々なデータから交通事故のない社会に向けての活動やサービスに繋げていく取り組み)といった社会全体に貢献する&eアンディー の取り組みにもつながっていきます。

――“事故のない社会の実現”という&eアンディー のメッセージはこのときに生まれたのですね。

桑原さん:そうです。そもそも、自動車保険って積極的に買いたいものじゃないですよね。“事故にあったときにサポートしてくれて安心だから、万一の備えとして自動車保険に入っている”という方も多いと思います。しかし、お客さまはそもそも事故を起こしたいわけではないわけです。それなのに、自動車の技術がどんどん進化しても、悲しい事故は減りません。

イーデザイン損保の事故対応センターには、ドライブレコーダーが記録した目を覆いたくなるような悲惨な事故映像が多数寄せられています。受付窓口のクルーは、そうした映像を毎日毎日見て心を痛めながら仕事をしているわけです。こうした状況を鑑みても、お客さまにとっても、私たちイーデザイン損保にとっても、事故はないほうがいいに決まっています。

――“事故をなくしたい”という言葉には、様々な想いが込められているんですね。

桑原さん:日々発生する悲しい自動車事故と向き合っている私たちだからこそ、事故のない社会の実現を目指すべきなのではないか。デジタル保険会社として、もっと深いレベルでお客さまに寄り添い、お客さまと共に事故の発生リスクを減らしたり、様々な企業や行政とも連携して事故のない社会の実現を目指したいと考えました。&eアンディー は従来からある自動車保険の枠組みそのものを拡大しようという発想で企画されました。

お客さまのためならば、前例の有無など関係ない

――今回&eアンディー という新しいブランドで“事故のない社会の実現を目指す”というメッセージを発信するのには、非常にこだわっていましたよね。

桑原さん:お客さまと共に事故のない社会を共創するためには、そしてお客さまに&eアンディー に加入しているだけで「実は世の中をよりよくすることに貢献していたんだ」と実感して喜んでいただくためには、自動車保険をもっとシンプルでわかりやすくする必要があるのではないかと考えました。私たちのメッセージをお客さまのもとへ届けたいという想いから、&eアンディー という新しいブランドを立ち上げました。

――私もいち社員として、&eアンディー では、自動車保険として前例のない試みも多いと感じていますが、桑原さんはどのような考え方で私たちの背中を押してきたのでしょうか。

桑原さん:そうですね。まずそもそも、イーデザイン損保には「お客さまのためならば、前例の有無など関係ない」という社風が根付いていると思います。だからこそ、&eアンディー は自由な発想で様々な試みを実装できました。私が&eアンディー の商品設計や企画を判断するうえで唯一の判断基準にしていたことも、「お客さまにとってわかりやすいか」という1点のみでしたね。

――&eアンディー ステートメントには、「この自動車保険をお客さまと一緒に創り、変化をし続けるという決意」が込められていると思います。&eアンディー にとっては、販売を開始した今がスタートラインだと思いますが、こうした考えは桑原さんから生まれたのでしょうか?

桑原さん:この考え方は、実は私が社内に伝える前にクルーから出てきた言葉だったんです。クルーのみんなの中には&eアンディー はこれが完成形ではない。お客さまの声に応えるために、まだまだできることがある」という強い想いがあります。自発的にこうした考えでサービスを考えてくれたことは本当にうれしかったですね。

&eアンディー はこれから、お客さまから様々なフィードバックをいただき、その声を素直に受け止めて、反省すべき点、改善すべき点を考えて改善していくということを積み重ねなければなりません。&eアンディー だけでなくイーデザイン損保という会社そのものが成長するために不可欠だと思います。

&eアンディー 」にたくさんのご意見をお寄せください!

――事故がなくなっていく先に、保険会社はお客さまにとってどんな存在であるべきなのか。桑原さんの中にどんなビジョンがあるのでしょうか?

桑原さん:私は、保険会社は人々が前向きな生活を送ることを応援する会社であるべきだと感じています。“事故のない社会の実現”というコンセプトには、悲しい思いをする人を減らして、幸せな生活を多くの人に楽しんでいただきたいという想いがあるのです。

もちろん、事故をなくすことは簡単なことではありません。お客さまだけでなく世の中の意識や行動・習慣を変えていかなければなりません。そのなかで、&eアンディー やイーデザイン損保を欠かせない存在に思っていただくことが、私たちの目指すものです。

――最後に、&eアンディー をご検討中のお客さまにメッセージをお願いします!

桑原さん:お客さまのなかには「自動車保険って仕方なく加入しているけど正直面倒くさい」「保険って手続きが難しくてわずらわしい」という不満をお持ちの方が少なからずいらっしゃると思います。&eアンディー は、そうした不満を受け止めて、「保険って実はそんなに難しいものじゃない」「保険に加入したら自分の行動が変わった」「加入したことによって世の中にちょっといいことができた」と思っていただける世界を目指しています。

まだまだ一歩を踏み出したばかりですが、ぜひ多くの方にたくさんのご意見をお寄せいただければと思います。みなさんの声をもとに、&eアンディー はもっともっと良い保険サービスを目指して、これから進化していきます。一緒に自動車保険を変えて、事故のない社会を目指していきましょう!

撮影のためにマスクを外しています。

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